chaos;child/カオスチャイルド ネタバレ全開感想①「yoin yavai sky」
カオスチャイルド、クリアしました。明朝に。
朝からずっと記事を書いてたのですが、間違って家ボタンを押したために全部消えてしまいました...。なので改めて...。
徹夜徹夜の昼夜逆転生活でようやくトゥルーをクリアした朝、日当たりの悪い僕の部屋から見える朝日は、シュタゲをクリアした時の景色を思い出しました。
シュタゲと比べるのがタブーなのは重々承知で言いますが、僕はシュタゲに匹敵する完成度だったと思います。
涙と鼻水で構築したティッシュの山がその証拠です。
疑惑と裏切りの連続。周回するごとに邪悪なものになっていくカオスチャイルドという作品。その末にあった「解答編」は、衝撃的で、挑戦的で、切なすぎるものでした。
まさしく「くそったれなゲーム」と云うべきストーリー。それから解放されたカタルシスの威力は半端なものではなく、zipの時間からヒルナンデスが終わるまで行動不能になるほどでした。
なけなしの金で箱1を買って本当に良かったです。カオヘシュタゲロボノはどれもアニメからゲームに入ったので、できたてホヤホヤの原作を先にプレイできたことは幸福以外の何ものでもありません。
これからこの余韻と戦っていくことになると思うと憂鬱でしわしわになりそうです。カオスチャイルドの今後の展開を期待しています。
さて、各ルートの感想を駄文ですが失礼します。
世莉架については変換がめんどくさいのでセリカになってます。
通常ルート:over sky
あのー、色々ぶっ飛ばしますね。ゆゆゆゆ結衣ーーーーーーッ!!
僕、画面の前でパニックです。え、妄想でしょ?と。そして無情にも進むストーリー。実行犯が伊藤というのが辛かったです。伊藤が赤い目をしているのにはなにかあるなと不安だったのですがここで爆発するとは。
負の連鎖はとどまることを知らず、決意の乃々がセリカに殺されてしまいます...。
乃々の遺書で信じられないほどに泣くという事態。パーカーの袖がずぶ濡れです。
心を整理する暇もないまま、セリカの本性に戦慄し、裏で手を引いていたのだが佐久間という「マジか」と口から溢れるような最悪すぎる展開。
それも快楽殺人という...救われねえぇ~~~青葉寮救われねえ。
字のごとく傷心の僕。頼む雛絵よ俺を抱きしめてくれと虚ろな眼で画面を見る僕。終盤の雛絵が良い女すぎて...恋...しちゃいましたね。この恋心もまた、カオスチャイルドというゲームに弄ばれるわけですがそれはもうちょっと先の話。
そして始まる佐久間との激突。野呂瀬戦よろしく精神攻撃を仕掛けてきます。
壊れゆく拓留。長かったです。俺も狂いそうになったその時、目の前には...。
僕らのイマージナリーフレンドが降臨なさいました...。
セリカ「おっけい?」
ぼく「おっけい!!!!!!」
頷く僕。開かれる勝利への道。
ふかしーぎーなーーー妄想はーーー淫靡なる世界へー
でたあああああああああああ!!ラストバトルでOP流れるやつ!
ファッキンへべれけドクター佐久間の脳天を打ち抜きました。
今思えば、佐久間なんてコクッパみたいなものでしたな。クッパがおんねん、おったんよ...これもまた後に解ることですが。
佐久間を倒したものの、対峙する拓留とセリカ。
やばい。これカオヘよろしく1周目は主人公が殺されちゃうやつだと予感。
明かされる拓留の「願い」。少年の「過ち」。
それがセリカの存在理由でした。(TIPS:そのころ俺泣いてる)
陰惨な「ゲーム」はセリカの献身だったのです。
拓留がセリカを解放し「普通の女の子」←重要語句です に戻すところでこのルートは幕を閉じます。澪と通話する拓留のシーンが印象的でした。寂しくて。
無機質なセリカから一転、感情を爆発させ涙をもって拓留の行動を否定します。
おい、上坂すみれ天才か?
セリカの悲鳴とともに「リセット」が行われ、通常ルートは幕を閉じました。
そしてover skyですっかりカオスチャイルドを知った気になった「情強」は、個別ルート、そしてTRUEによって地獄に叩き落とされていくのです。僕のことです。
またいやらしいのが、佐久間とセリカの正体、結衣のことを知ったうえで2周目をやらされるということ。マジ鬼なのかと。コントローラーをギシギシ握りながら、僕と拓留は、個別ルート攻略の旅へと向かったのです。
感想はクリア順です。
雛絵編:dark sky
箱1の録画機能を使って雛絵とのらぶちゅっちゅを撮りまくるわたし。徐々に心を許していく雛絵。
「頬をつねった後に優しく撫でて挙句の果てにキスする」ってオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオイ!!(江頭2:50で脳内再生してください)
ネガティブ妄想の童貞公開処刑も笑いました。
ま、解っていたことですがこの幸せも長くは続きません。解ってますよそりゃ。解ってますが、雛絵ママのおっぱいはテキストウィンドウ消してチェックしましたよ。
解っていたけどさぁ、急カーブが急すぎるよぉ!
終わった終わったと、あやせの歌を堪能するわたし。
ED後、僕は思い出しました。これカオスチャイルドだったわ、と。
後味が、悪すぎるwwwwwwww助けてwwwwwwと深夜に足バタバタするわたし。
最後のセリカの瞳にガチゾクゾクするわたし。
でも、それでも、雛絵は最高ということには変わりはない。しわしわでも変わりはない。これだけは強く言わせてもらいます。ぺこり。
香月編:deep sky
来ぉぉぉぉい!力士シールマーーーーーーーーーーーーン!(指パチン)
なんかもう力士シールマンの事しか覚えてないですが、和久井がやっぱり敵だったというのが印象的でしたね。
どう見てもクソ怪しかったのにover skyで何も無かったので油断してました。
「みぃぃやしろおおおおおおお」とプテラノドンとともに飛来するシーンとか、和久井の声優さんの演技が良かったです。
....あ!ごめんなさい香月編といえばコレでした!
ナイトハルトの登場。アガリましたなぁ。相変わらずで(笑)
相変わらずクズでしたが、何やら対300人委員会として暗躍しているようす。
冗談の裏に何か真意が見える感じはフェノグラムのダルを思い出しました。
科学ADV屈指のトンデモルート、楽しかったです。
何より、香月がいい子でよかった。「メガネ女はヤバい」という経験則が出来上がってしまっているので、無駄に警戒してましたね。すま...ん....。
うき編:dream sky&another sky
まず絶望したのが、結衣事変を通過しなければならなかったという点。
分岐が遅いのでまさかと思っていると案の定です。はぁ、ひどい。
そして辿り着いたのは「優しい世界」。
この世界の優しさは、うきの優しさそのものでしたね。
ええ子じゃあ。ええ子すぎる。おじさん普通に泣いてしまったよ。
でもAnother skyを見た後だとdream skyの結末もまた怪しんじゃいますね。
どちらにせよ、うきの優しさが身にしみて、心に一撃を食らったのには変わりがありません。
こずぴぃよろしく邪悪なストーリーじゃねえか?と警戒していました。すいませんでした。
うきの私服かわいい。
乃々編:real sky
泉理編:real sky
満を持してです。これを最後に取っといた俺ベリークール。でかしたと言いたい。
ここまで南沢泉里本人がまっっったく出てこねえという事態に、乃々かセリカが実は泉理なんじゃねえかと思い始めるわたし。
いざ蓋を開けると、猛泣でございます。
拓留と糾弾を受ける乃々が辛すぎて。乃々の家族への固執が辛すぎて。
「そんな怒んなくていいじゃん」と荒くれ拓留が嫌でしたが、終盤にちゃんと反省して泉理を受け入れてくれたので良かったです。
セリカが折れたのは意外でした。とことん拓留が好きなんだなと感動するのと同時に、セリカの儚さに胸が痛みました。
通常ルートとこのシーンの間に、とことん世莉架にイジメられましたから(笑)急にシンパシーが復活してきて涙。すまんかったと。
世莉架と乃々と別れた後は、泉理を堪能。これは人気でますなぁ。
泉理を受け入れてくれる新聞部の温かさもまた良いですね。新聞部、とても良いグループだと思います。
乃々編、個別ルートで1番好きなエンディングでした。しかし何にせよ和久井の掃討が始まるのでバッドエンドなんですかねぇ。
なにより、しわしわのままだし...。なのでフェノグラム的後日譚で、和久井を何とかして、かつカオスチャイルド症候群を治すエピソードが欲しいです。
頼む、あのまま泉理と新婚ごっこをさせてくれ5pb....!!
川原くんが相当叩かれてますが、彼は人柱。一生乃々を求めてこの世を彷徨うとおもえば、可哀想になって...こない?
つーか川原くんマジでどうするんだろう。そもそも世莉架に殺されてたりして。入れ違いだったし。南無。
事前情報で黒幕感丸出しだった泉理がこんなにもブヒリティの高いキャラだったとは。恐れ入るなぁ。
この時の僕は泉理とLCCしたいんぢゃ~~とか抜かしてましたが、トゥルーを見た後だと考えものですよねぇ。
以上、通常ルート&個別ルート感想でした。
トゥルーエンドの「Silent sky」は次の記事にとっておくとします。
あれは特別なので。
ここまでの軌跡も、トゥルーのちゃぶ台返しへの布石。
本当に意地の悪いくそったれなゲームです。
ま、そこが好きなんですけどね!
ということで続く。...かも。
絶対トゥルーの感想書こうな俺。文字に起こそう。それが大切。
ますしー