因果録

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STEINS;GATE 0ネタバレ世界線紀行③ 記憶の篝火

シュタインズゲートゼロは3周目に突入。クリアリスト右2つとはまた違うルートであるかがりルートに到達いたしました。どうやらこのかがりルートがシュタゲゼロの物語の本筋っぽいですね。なのでまさしく誰もしらないシュタゲの世界が広がっていましたよ。

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衝撃のレスキネンルートを終え、分岐の条件を探索。分岐の条件は恐らく神社でアマデウスの電源を切ること。するとフブキやレスキネン達とのクリスマスパーティーが回避され、沖縄旅行もキャンセルとなりました。

 

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このルートはルカ子が成人かがりを連れてくるところから動き出します。記憶喪失となったかがりは僕が前の世界線(まゆりルート)で出会ったマザコンバトルソルジャーとは打って変わってとても柔和な、おっぱいの大きな女の子でした。

最初はオドオドしていましたがラボメンと接するうちにどんどん明るくなっていきます。正直めっちゃ好みです。...俺が守る。君は!俺が守る!そうvitaに心の中で叫び散らかしていると、ラボに力士シールマン達が襲ってきます。絶体絶命!誰か助けてくれーーーーッ!とvitaに心の中で泣き叫んでいると、そこに現れたのはなんと、ミスターブラウンだったのです...。

あらすじも済んだところで、ここからは前回と同じくハイライトに雑感ニングしていきたいとおもいます。

・FBとの協力

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ラボ襲撃を受け、オカリンは賭けに出ました。ラウンダーとしてのミスターブラウンとの接触です。あわやヘッドバットで脳漿炸裂しかねないこの緊迫したネゴシエート、めっちゃ熱いじゃん...!!ここからテンションがアクセルターボです。というとこの世界線での萌郁は一体...!?

・ルカ子がめっちゃ絡んでくる

僕はルカ子がいろんな意味で好きなんですがここまでグイグイ来るとは。今回ラボメン途中参加組はルートもないだろうしサブキャラ止まりの扱いなのかなぁとちょっとテンション下がってましたがちゃんとルカ子の内面を掘り下げてくれてよかったです。「当事者になれない」コンプレックスなルカ子。フェノグラムの綯ルートを思い出します。でもなあ、おじさんなぁ、

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その露出度は集中できないわ...。1月だぞ!?北海道星人の僕からしたらもう異次元の世界です。頼む5pb.、ゼロのルカ子とLCCさせてくれ~~~ぃ!!

・二律背反のデュアル

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マヂ泣いた。ここで紅莉栖に会っちゃうのは酷(こく)すぎる。溢れ出るオカリンの助手LOVEがマヂでつらい。オカリンの気持ちは間違いなく「やっと会えた」だけど、この世界線で助手にすがってしまう行為が何を意味するのか、彼も彼女も理解し始めますね...。相変わらず紅莉栖は何もかもお見通し。孤独なオカリンに対する献身もそのまま。そのままといえば、今回ゼロではキャラクターの新立ち絵と旧立ち絵が混在して話が進むのですが、正直違和感を禁じ得ませんでした。いっそのこと全部新立ち絵にすりゃいいのにとすら思っていましたが、このシーンに限っては紅莉栖の立ち絵がそのままで本当に良かったですね。そんな「そのままの紅莉栖」がいる世界線に傾きかけるオカリンがとても人間臭くて素晴らしい。そして紅莉栖はタイムリープマシンをまた作り上げていました。

しかしあれですね。βのまゆりが沈んだオカリンのために、紅莉栖のために動き出すのと同じように、α世界線の残された紅莉栖もまた、オカリンとまゆりのために自分を犠牲にしようとするんですね。なんていうか...バカッ!!(涙)

このよ~~~ほんのりとした両思い感よ~~~泣いちゃうよ~~~!!

そして紅莉栖はこの再会は夢だと言って、自分を忘れるように促します。銀河一優しい「私なんて忘れて」です。ちょっおまっ!!宮代と尾上か自分ら~~~!!拓留と世莉架を思い出してブルーになりつつ、オカリンはβ世界線へと戻っていきます...。忘れてとは言うけれど、オカリンは「忘れないで」とキスした紅莉栖も、「忘れて」と言った紅莉栖もどっちも胸に抱えて歩んでゆくのでしょうなあ...。やべぇめっちゃ長くなってしまった...。

・侵食される記憶

掛け布団が涙でビシャビシャになりつつ僕とオカリンはかがりのいる世界線に帰ってきました。どうやら前にいたβ世界線とはまた違う世界線のよう。アマデウスもない。かがりもまゆしぃっ子で、より子供っぽくなってます。いい。やはりここから不穏な展開。時折かがりが紅莉栖っぽいことを言うようになります。やがてこの「っぽい」がじわじわとかがりの記憶を侵食していくのです。いや~~無いわ。マジ無い。レスキネンマジ無いわ~~。レスキネンに対する怒りが込み上げながら進めていくと、本当にかがりの健気さが涙腺を攻撃。カップヌードルにフォークで潜在的に紅莉栖を重ねあわせてしまうオカリン。これも運命なのか、紅莉栖とのシチュエーションをデジャヴっちゃいます。突然の豪雨、駆け込んだラジ館の踊り場。そこでまた「彼女」の優しさに触れます。マジで健気なことに、このまま私が紅莉栖になったら嬉しい?とか言い出します。だけどかがりは拒みます。「私」でいたいから。皆と、ママとの記憶をこれからも作っていきたいから...。

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いよいよかがりもヤバくなってきます。ストラトフォーの追手もラボに迫ります。混濁するかがりの記憶、オカリンはそこに紅莉栖の姿を見ます。オカリンはまたもや紅莉栖を犠牲しなければなりません。聞こえる紅莉栖の声が、かがりから放たれているものなのか、オカリンの妄想なのかは分かりませんが、また紅莉栖がオカリンを導きます。迫るカウントダウン、そしてスマホからの着信。僕はすぐに着信を取ることができませんでした。だって...なかったことになっちゃうンだもん!この世界線で触れたかがりの想いも、紅莉栖の導きも...。何よりももう少しこのかがりの声が聞きたくて。

「あのね...岡部さん...。」

「私...たぶん...岡部さんのこと...。」

あ、ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!

も~~いいからそういうオマージュ(猛泣)オペレーションベルダンディーのオマージュいいからマジで(爆泣)「私も...岡部のことが...!!」的なのいいから(破泣)

 ・静かなる...

かがりの記憶を上書きすることで、また別の世界線にたどり着きました。正直、デュアルとかがりの件でテンション上がりすぎてこっからかなり落ち着いてプレイしちゃいましたね。ここにきて日常パートも多いし。

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すげえダセえ!!静かなる殺戮者!?大会に応募する時の鈴羽を想像するとめっちゃダサくてマジウケるです。β鈴羽って本当にいいものですねえ。

・迷子ですか

かがりと一緒にまゆりのお婆ちゃんの墓参りをしていると、またもや「神様の声」がかがりを翻弄します。走りだすかがりはトラックにはねられかけ意識不明に。そしてかがりの意識の中で、かがりの記憶が1ページ、また1ページと明らかになっていきます。ここで粋な展開が始まります。ちょっと!!映画のやつじゃ~~~ん!!オカリンに例の歌を教えたのはかがりデシタ...。なぜこの歌がオカリンママの胸に刻みつけられたかはいささか疑問ではありますが、映画の設定を使って歌の伝承を円環させるとは恐れいりました。そして記憶喪失の真相。目覚めたかがりは記憶を取り戻し、まゆりへのラブをぶつけるのでした。

 

しかしここで物語は終わりませんでした。まゆりはこの時点で過去に飛ぶ覚悟をキメていたのでした。まゆりが過去に飛ぶということは、かがりの存在も、まゆりとかがりの絆も全て世界線に押し潰され無くなってしまうということです。涙ながらのかがりの静止も、まゆりは諭します。「また会える」と。かがりの語る世界線の理論などそこにはありません。まゆしぃらしい、稚拙だけど、純粋で、希望のある言葉です。その言葉の力強さを胸に、まゆりの代わりにかがりがタイムマシンに乗り込みます。

あの日に向かうということは、二度と「帰ってくる」ことはできません。SGでの再会を信じて、覚悟を決めるその姿はやっぱり、紅莉栖っぽいな。

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かがりルート、大満足です。椎名かがりがとても好きになりました。しかし、まだ分かってないことが多すぎます。ゼロの結末で、かがりはどうなるのでしょうか...。

 

ますしー