STEINS;GATE 0ネタバレ世界線紀行⑤ マホモエ、それは可能性の結晶
どうも、尺取虫です。今回は比屋定ルートである「存在証明のオートマトン」の感想をお届けするぞ。綯様!はい!綯様!はいはいはいはい!
いや~ついに来たぞぉ比屋定ルート。クリアリストがゾクゾクと埋まっていき寂しい限りですがTRUE目指して突き進むのみ。すっかり比屋定しゅきしゅきおじさんになってしまっている僕ですが、今回はどのような比屋定真帆を観測するのでしょうか….。
今回カギとガラケーを握るのは、まさかのコイツでした。
待ってたぜシャイニングフィンガーからのRINEの応酬を!他のルートだと裏稼業の仕事人的な立ち位置で、より冷淡なキャラクターになってましたがどうやらここでは僕らの知るもえいくっぽい。萌郁にブヒブヒしつつ、ラウンダーとしての彼女がいつ行動を起こすのか、それともラウンダーじゃないのか...ヒヤヒヤする展開になっております。
そしてまさかの比屋定真帆との食い合わせ。年も近いこともあり2人は仲良くなっていきます。正直嫌な予感しかしないわけですが....。
真帆は萌郁の取材を受ける予定だったようで、ホテルが荒らされてしまった手前、フェイリス家の空き部屋で取材が行われることになりました。
片付けない女と片づけられない女のいきなり同棲伝説、始まります。
・真帆と萌郁
マホモエ最高じゃ~~~~~~~~~~~!!比屋定真帆とかいう女...桐生萌郁の扱い方、楽しみ方を一撃で理解するとは。恐ろしい女よ。早速名前で呼び合うことを試みる真帆。シャイの権化である萌郁は流石に呼べるわけもなく、お互いに苗字で呼び合う仲に。なんだぁ...こりゃぁ...ありったけの尊さを感じるぞ...。しかし死亡フラグの塊でもある桐生萌郁、きっと悲しみがこの先待っている...そう覚悟しながら2人のイチャイチャを眺めるのでした...。
・比屋定博士の人工知能講座
ちゃぶ台を囲んでの比屋定博士へのインタビュー。ディスカッション形式にするという真帆の提案に、紅莉栖との出会いを思い出すオカリン。そんなオカリンが聞き手となり、比屋定博士のマシンガントークがおっ始まります。
科学ADVシリーズあるあるの、ためになる話開幕。へ~~ほ~~~と唸りながらお話を聴きます。すると真ん中の萌郁が、真帆の思考実験に参加します。オカリンの命令通りに行動するというもの。萌郁は箱に書かれたトリックを忠実に理解し、オカリンは萌郁に箱を取らせることができません。...このやり取りや人工知能講座を聴いてると、ひとつ、頭に浮かぶことがありました。
「人工知能って、萌郁じゃん」
この話に出てくる人工知能の扱いの難しさって、萌郁の人生に似てるよなーって。萌郁ロボってのは言い得て妙で、1人では何も出来ず、環境・使い手に翻弄されていく萌郁の難儀なところと重なりました。
・ほほえみくまさん
そんな2人のゴミ屋敷を粉砕するためにテンノージ先任軍曹殿が決起しましたね。この豹変っぷり、首を掻っ切られそうです...!!彼女の身に何が起きたのでしょうか...!!やはりこの少女、天性のSなのだなと再認識。そういえば綯というと
他ルートでロボノ的な話がありましたね...。格ゲーが上手くなりたいという夢と宇宙への興味、未来でちゃんと叶えてるぞ~~~!!
掃除も一段落し、皆でお疲れ様会がSTART。するとフブキがモーツァルトのトルコ行進曲を演奏し始め、比屋定が何かを思い出したかのように部屋に戻ってしまいます。
これはヤヴァイ!!ストラトフォーの手先であるカエデが比屋定の脳の洗脳トリガーをまさしく弾きやがりました!!ぜってぇ許さねえぞカエデとレスキネン!!比屋定に何てことしやがる!!と心臓ドックンドックンしていましたがそんなネガティブ妄想はまったくの被害妄想でしたね...。
正月に聞いたこの不穏な台詞のおかげで完全にカエデをマークしてるんですけど...!!
・アンジェラアキの野望
ィィィエッス!!お掃除パーティーの帰り、オカリン達は黒ずくめの男たちに襲われてしまいます。狙いは比屋定、そしてAmadeusの制御コードでした。まさかのレスキネン銃殺、始まるAmadeus管理権限再設定...ガチの絶望が比屋定と僕を襲います...。
そこに助けに入ったのは桐生萌郁...ラウンダーとしての桐生萌郁でした...。
ダメだああああああああ!!!嫌な予感しかしない!!フェノグラムの萌郁ルートを思い出してvitaの前で心のなかで叫ぶ僕。ラウンダー萌郁に情が湧いたらロクなことにならないんだって!!死亡フラグが狼煙めいてブチ立つ中、追手との銃撃戦が始まります。限りなく死に近い状況にある比屋定は、紅莉栖はどのような最期を遂げたのだろうかと思いを馳せます。比屋定さん、紅莉栖は「死にたくない」と、最期まで生にしがみついていましたよ!!そして真帆はヤケクソにコンプレックスを爆発させます。しかしそれを否定するのは萌郁でした。結局真帆は自分とサリエリを照らし合わせることで、紅莉栖との距離を離していただけなのかもしれません。紅莉栖の本当の気持ちを知ることが怖かったのかもしれません。こういった真帆のか弱いところ非常に好きですね。萌郁の力強い言葉で真帆は再びレイエスの元に向かいます。こんなにも力強く、言葉をもって人の心を動かす萌郁は実は初めてなのではないでしょうか。そしてコンプレックスに苦しんできた「たりないふたり」はアマデウス奪還に挑みます。
・騙されるレイエスと俺
も~~最高な気持ちだよ~~~~~~~(泣)
Amadeus凄すぎやろ...!!嘘をつく以上に「演じる」ことも出来るなんて高度の高度すぎる...。まんまと騙されたレイエスと俺はビックリ仰天、このコンビネーションはやはりモーツァルトとサリエリにしか出来ない業でしょうね...!!しかし真帆の隙を狙って一気に形勢は逆転。再びレイエスの独壇場になってしまいます。。。そんな真帆の命を救うべく、萌郁は何故か知ってるAmadeusの制御コードを喋り出します。しかしAmadeusの制御コードの正体とは、Amadeus自身のデータの削除パッチでした。狼狽するレイエスは萌郁の銃弾に倒れます。萌郁はαでも「使う人間」に使い捨てられ倒れましたが、今度は一矢報いることができました。友情のために。
萌郁完全にオワタと頭抱える僕ですが、「あなたはあなただから」と真帆のコンプレックスを揉みほぐします。実は真帆にとって「サリエリ」という劣等感こそが、紅莉栖と自分を繋ぐ最後の絆であり、これから脱して「私は私」という結論に至ることは相当難しかったはずです。しかしそれを萌郁の言葉が包みます。この言葉はかつて真帆が萌郁にかけた言葉、すなわち真帆が自分自身にかけた言葉です。
この言葉を言えるようになった萌郁の強さ。私は私なんだよ、と過去の自分に投げかける辞世の句のようでいよいよな感じがします...。
いよいよな萌郁を見て真帆は消えゆくAmadeusに助けを求めます。
・???
Amadeusのバグなのか何なのか、まったく理由は不明ですが、何やらAmadeusが「紅莉栖」のような言葉を話します。α世界線の紅莉栖の台詞を喋り出します。ちなみにこのシーン、ボロカスに泣いてます。シュタインズゲートとかいうゲーム、科学だ理論だやってるくせにこういう奇跡をぶっ込んでくるのでボロカスに泣いてしまいます。
真帆と紅莉栖の本当の別れ。2人の紅莉栖とさよならをしましたが、最後の最後で再会できましたね。「やっと、会えた...」です。
Amadeusは世界線を超えたのかという謎を残し、そして萌郁とのイチャイチャで幕引きです。よかった生きてた...。SG世界線でも、この2人が仲良しになれたらいいなぁ。
ますしー